隠れ貧血にご用心！あなたの疲れは貧血によるものかも？

Железодефицитная анемия: причины и профилактика

先日、訪問リハビリに行かせていただいている患者様のご家族様より
「先生、貧血じゃないです？」

というご指摘がありました。

今まで頭がくらっとしたりすることなんてなかったので
「いや、私貧血じゃないと思うんで大丈夫ですよ」と答えたのですが

貧血では、日頃の疲れが抜けにくかったり身体がだるかったりと
日常生活の中で何気なくあるしんどさの原因でもあることがあるそうです。

そのため、少し血液検査を定期的にしてみては？とご提案いただいたので
こんなご時世ではありますが、今度行ってこようと思います。

皆さんは自分の血液検査のデータって覚えていますか？

貧血は見落とされやすいのでご注意を！

実は、貧血はめまいや立ちくらみがあるから貧血！というわけではないのです。

貧血と聞くとHbA1C（ヘモグロビン）が減っている状態を指しますよね？

何らかの原因で赤血球が作られなくなって起こる鉄欠乏性貧血が有名ですが、

男性でも中高生やアスリートでよく見られます。

ですが、毎日の生活の中で疲れやすい、夜間に目が冷めやすい、眠りが浅くなる。

こうした症状も貧血が原因で起こることもあるのです。

そうした人の共通点として休憩時間や仮眠をとったりしているのに体がだるいと言う症状が現れているようです。

これは日常生活の中で疲れと混同して考えられることがよくあり、少し休めば大丈夫と安易に考えている人が多いようです。

私たちも仕事をしているとこうした症状に悩まされることがよくあります。

これは定期的に健康診断や献血などを受けることで血液検査を取ってみないとわかりません。

こうした隠れ貧血を予防するためにも定期的に血液検査を受ける機会を作ってみてはどうでしょうか?

貧血予防には適度な運動の後の鉄分摂取を

貧血の方の予防方法には鉄分をしっかり取りましょうと言う記事をよく見ます。
これは正しい知識ではあると思いますが、根本的に見直さなければいけない部分もあると思います。

一般的に運動不足の方は廃用症候群により循環器系も低下していると考えます。
確かに鉄分を摂取することも重要ですが、運動によって日常的に心肺機能を向上させることで血液総量を増加させることも重要だと考えます。

そのため食事の改善だけでなく、運動するという日常生活の活動内容を見直していく必要も私は提案させていただきたいと思います。

ということで、明日からダイエットを始めますので、一緒に隠れ貧血も予防していきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。