皆さんは最近涙を流すということはありましたか？
悲しいとき、うれしいとき、感情の起伏に伴って涙を流すことがありますが、
大人になるにつれてなかなか涙を流すということは少なくなってきたな
と感じています。
実は涙を流すことで、うつ病が改善される、という記事を読んだことがあります。
涙を流すことで交感神経が緩和され、
副交感神経が刺激されることでリラクセーション効果が期待できるというものです。
うつ病の改善だけでなく、日々のストレスを改善させるためにも泣くという行為は
同様にリラクセーション効果が期待できますので、
疲れているなと感じているあなたには、積極的に取り組むのがいいかもしれませんね。
今日はストレスと涙についての関連性について書いてみたいと思います。
ストレスと涙の関連性について
ストレスとは、神経学的には視床下部や脳下垂体の交感神経、
アドレナリン系が興奮することで起こります。
交感神経は仕事のストレスや、人間関係だけでなく、
スマートフォンやパソコン作業に伴う刺激によっても興奮し、
夜間寝れないという現象が起こっているという経験をしている人もいることでしょう。
このような状況がずっと続くと、
人は交感神経と副交感神経の切り替えが難しくなり、
リラクセーションを取ることがしにくくなります。
その結果、疲れが取れない、眠れないという状況になります。
逆に涙が流れるという状況は、
脳幹の上唾液核にある副交感神経の過剰な興奮によって誘発されます。
ドラマや映画を見たり、人に感動したりすることで
内側前頭前野の血流増加により涙が起こります。
こうなることで極端な副交感神経の興奮状態になり
リラクセーション効果が期待できるというメカニズムになります。
涙を流すことでストレス緩和につながる
ストレスを緩和させる方法としては、休むことでリラックス状態を作り出し、
副交感神経優位に持っていくことが重要です。
しかし人は休むことがリラックス効果を得られる人もいれば、
お酒を飲むことで得られる人もおり、人によってリラックスできる方法は様々です。
女性であれば、リラックス効果を期待するために
アロマの香りのするマッサージ店などを選ぶという人もおられますよね。
このように人はどこかのタイミングでリラックス効果、
つまり副交感神経優位の状態に切り替える必要があります。
そんな時に涙を流すという行為は、
副交感神経優位の状態に一気に持っていくことができますので、おすすめです。
リラックス効果を求める「涙活」でストレス解消
泣くという行為がリラックス効果を得られるという話は前述したと思いますが、
近年、このなくという行為を積極的に行おうという
イベントや活動が流行っているそうです。
その名も「涙活」
日々様々なストレスを感じておられる人たちが、
一堂に会して泣ける映画を見たり悲しい出来事を語り合ったりするという
イベントのようです。
ようは、泣く機会を作りましょうということですね。
私自身は映画やドラマで感動してよく泣くことがあります。
直近で泣いた経験としては、映画の『HACHI』を見た時でしょうか。
主演がリチャードギアのやつですｗ
開始5分でだいたいのエンディングを想像してしまい、
ずっと泣き続けていたのを覚えています。
その時はかなり頭がクリアになった印象を受けました。
このように、リラクセーション効果が期待できる涙を流すという行為は、
今のストレス社会には効果的かもしれませんね。
いかがでしたでしょうか？
皆さんは最近泣いた経験はありますか？
もし最近ストレスが溜まっているなと感じているのであれば
泣ける映画を一つ借りて、自宅で見てみてはいかがでしょうか？
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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