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こまめな体重測定で脱水症状を見分けよう!その方法を教えます

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よく、熱中症や脱水症状のときには

水分をしっかりとりましょう

という話をされると思います。

しかしながら脱水症状にも種類があり、

ただ水分を摂取すればいいというわけではありません。

 

「暑くなると脱水症状になりますので

水分摂取を欠かさず行ってくださいね」

 

と患者様に指導されることがあると思いますが、

本当に水分だけでよいのでしょうか?

 

ヒトの身体は電解質と水分でできている

皆さんは生理食塩水という言葉を聞いたことはありますか?

 

生理食塩水とはヒトの体液とほぼ等張に調製された、

塩化ナトリウムの水溶液である。

日本薬局方・処方箋医薬品では、

塩化ナトリウムを0.9 w/v%含有する食塩水を

「生理食塩液」

と定義されます。

 

つまり、塩分を溶かした水のことですね。

 

ヒトの身体は水分だけでなく

塩分も必要不可欠な要素を含んでいるのです。

この塩分のことを電解質と呼びます。

 

熱中症や脱水症状になると、

水分だけではなくこの塩分も失われてしまうのです。

 

脱水症状になると血液量も低下します

さて、では脱水症状になるとどのような状態になるのでしょうか?

 

脱水症状とは体内から水分が減少する現象です。

つまり血液量が減少するのですね。

血液量が減少すると脳に血流量を確保できなくなり、

生命維持活動が行うことができません。

また必要な栄養素を体内に巡らせることもできなくなります。

 

また、脱水症状とは水分だけではなく塩分も減少すると先ほど話しました。

すると塩分濃度を均一に保とうとする働きが行われるため、

体内のカリウムやナトリウム濃度が減少してしまいます。

 

これらの電解質は筋肉や神経を働かせるために

必要な電解質ですので

うまく筋肉や神経が機能しなくなることも

容易に想像つきますよね。

 

つまり、血液量の低下や電解質の低下によって

生命維持活動が低下するという状況になるのです。 

 

脱水症状を簡単に見分ける方法とは?

さて、脱水症状の簡単な見分け方についてですが

私たち医療従事者は口喝や唇の乾燥など

フィジカルアセスメントを目安にしますが

実際のところ体重を定期的に計っているという方は

どれくらいいるでしょうか?

 

実際、脱水症状の目安として体重の現象は重要になるのです。

 

「やった!体重が減った!」

 

と喜んでいても、

実はそれは脱水症状だったということも少なくありません。

 

体重減少が1~2%で隠れ脱水、

3~9%で中等度の脱水症状

といわれています。

このあたりでは

倦怠感や頭痛、嘔吐、めまい

などが起こると言われています。

それ以上になると重篤になりますので

意識レベルを保つことが難しくなります。

 

ぜひ体重をこまめに測定するというクセを付けてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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