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介助者の負担が3割減る 起き上がり介助のチェックポイント

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ご自宅でご家族を介助している方の多くは、

起きる際に介助をする必要がある方も多くいるでしょう。

 

起きることは、

食事をする、着替える、トイレに行く、

など日常生活の中では何度も何度も必要になる動作になります。

 

起き上がりがうまくできない、

起き上がりの介助がうまくできないとなると

介護をしていくうえでとても大きな負担となってしまいます。

 

しかし、その起き上がりの介助は、

ちょっとしたコツと工夫でもっと楽に行えるかもしれません。

 

 

 

 

 

無理して起こそうとしても危ないだけ

介助する側のリスク=腰痛

最近では大きな旦那さんを小さな奥さんが介護する、というパターンも多くみられます。

自分より何キロも重い体を起こそうとすると自分の筋力以上のパワーを必要としたり、抱えようとしても手が届かず、無理な体勢になってしまうことがあります。

その場合、腰がねじれた状態や、腰回りにばかり負担がかかる体制を無意識にとりやすく

介護して腰痛になってしまった、

という話をよく聞くと思います。

 

腰痛を防ぐためには、

正しい無理のない介助方法を知ることが大切です。

 

しかし介護というのは日常生活ずっと続くもの。

予防のために腰痛予防ベルト・骨盤ベルトを使用される方も多くいます。

 

 

 

介助される側のリスク=転倒・ケガ

もし無理な体勢で無理な介助をしている場合、

ふらついたり、不測の事態が起きた時に支えきれず介助している側も一緒に転んでしまうなど、

怪我をしてしまう危険性を多く含んでいます。

 

いつでも余裕のある介助をすることで、

万が一ケガをしてしまう・させてしまうリスクを軽減することができます。

 

 

起き上がりの動きの中でできないポイントを知る

「起き上がりができない」と思うと、0か100かで捉えてしまう人が多いですが、

完全な寝たきりの方を除き、どこか数パーセントは自分でできることがあるはずです。

 

できることすら介助してしまうことを「過介助」といいます。

過介助を続けていると、

ご本人が今までできていたことも任せきりになったり、やらなくなってできなくなってしまったり、

介護している側の負担も本来よりも多くなり、腰痛のリスクやストレスが増えてしまいます。

 

どこの段階でつまづいて起き上がれないのか、

起き上がりの手順に沿って確認し、自分(またはご家族)がどのパターンなのか、まず確認してみましょう。

 

介助するポイントがわかれば、そのポイントだけ介助するだけでいいので、起き上がりの介助全てに全力を注ぐ必要はなくなります。

 

横を向けない(側臥位を取れない)

起き上がろうとすると、あおむけの状態からまず起き上がる方を向く必要があります。

しかし寝返りもできない場合、まずその段階で躓きます。

ただ、できないと思っていた寝返りも、介助方法によってできるようになることがあります。

 

脚がおろせない

体ばかり起こそうとして足のことを忘れていませんか?

足をベッドから下ろすことで、重みを上手に利用して楽に起き上がることができます。

人間の身体はある一点を支点にある重さのある部分が動くと対角線上にある部分が反対周りに回るというはたらきを持っています。

これをリハビリの専門用語ではカウンターウエイトといいます。

脚を下ろすということは、お尻を支点にして反対側にある頭・上半身が持ち上がるということです。

ご自分で足が動かせるのであれば、下ろしてもらいましょう。

体を起こしながら足を下ろすのは難易度が高いため、先に足だけ下ろしておくのもいいでしょう。

 頭が浮かない

まず起き上がろうとすると肩のあたりから起こそうとしてしまう場合が多いです。

しかし体の中で一番重い部位というのは、実は頭部分なのです。

頭が下に降りている限り、起き上がることはできないと言ってもいいでしょう。

顎が上がってしまっていると、起き上がる体勢になれていないと思ってください。

頭をまず起こし、顎を引くことで、腹筋にも力が入りやすく、体を丸めていくような動きが生まれ、起き上がりのきっかけを作ることができます。

 

体が起きない(肩が浮かない・肘がつけない)

頭の次に浮かせようとするのは起き上がり側の肩です。そこを浮かし、まずは肘をついた状態にならなくてはいけません。肘で支えられる状態になれないと、肩が浮いた状態からまったく支えがない状態で起き上がらせなくてはいけないため、介助する側の負担がとても大きくなってしまいます。

一度肘をついて2段階で胴体部分を起こしていくことが望ましいです。

しかし、腹筋の力が弱いとそこまで体を起こすことができません。

脳卒中患者などは後ろに反ってしまう反射の力が強いため、うまく誘導できないと後ろに倒れてしまうことがあります。

その場合ベッドの柵などで頭をぶつけたりするリスクや、腹筋が過度に引っ張られるため痛めてしまうリスクがあります。

 

体が起きない(肘が伸びない・手が付けない)

肘をついたところから肘を伸ばすように体を起こしていきます。

この時も、誘導の方向を間違えると、また後ろに倒れてしまう危険性があります。

この段階では、介助者の手の添える位置や誘導の方向も更に重要になってきます。

 

色んなもの・道具を活用してもっと楽に介助しましょう

まったくベッドが平らなところから起きるよりも、少しでも体が起きているところから起きる方が楽なのは何となく想像つきますよね?

そんな時便利なのがベッドのギャッチアップ機能です。

横向きになり、脚を下ろした段階でベッドの頭側を上げていくと、体を起こす労力が半分以下になります。

 

もしベッドに柵がついているなら、起き上がる反対側の手でつかんでもらうことができれば寝返りもしやすく、後ろに倒れる心配もありません。

 

完全に寝た切り・全介助という方には、リフトという選択肢もあります。

大掛かりで時間がかかる、と思われているリフトですが、最近はコンパクト化し、慣れれば介助して起き上がらせるのと同じくらいのスピードで、腰に負担をかけず楽に起こす・車いすに乗せることができます。

 

介助のポイントは「できるところとできない所を知る」

起き上がる過程のすべてを手伝う必要性はありません。

どの過程がうまくいかないかを最初に確認して、その部分だけを介助することが介助の秘訣です。

日常生活の中で確認し、練習を重ねることが、廃用予防と介護負担軽減につながります。

介助する側は自分の力だけで頑張ろうとするのではなく、ご本人の力をできるだけ発揮してもらい、道具も使ってより楽に行える方法を知ることも大切です。

 

 

もちろん自分一人ではわからないことも多いでしょう。

そのような場合は、理学療法士・作業療法士などのリハビリの専門家に評価・指導をしてもらうことも大切です。

身近な専門家を頼り、無理のない介助方法を教えてもらいましょう。

 

 

 

 

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