私は社会人になって10数年が経とうとしています。
今までは自分のスキルを磨く、仕事をいかに効率的に回すなど
自分の仕事に注力して働いてきましたが、
徐々に部下も増え、自分のスキルアップに時間を使う
ということだけでは成り立たない状況になりつつあります。
セラピストの皆さんであれば、新人が毎年のように入ってきて、
30歳を過ぎたあたりで管理職を任されるという人もおられるでしょう。
- 部下の育成方法に悩んでいる
- スケジュール管理がなかなか難しい
- どこまで管理すればいいのかわからない
- 部下がなかなかついてこない
このような悩みを持つ管理職はとても多いのではないでしょうか。
実際私もこれからまた新しく入ってくる部下の管理方法に悩んでいたりもします。
そんなあなたの悩みを少しでも解決する方法をお教えします。
ネットで話題の「部下の行動管理はマイクロマネジメントで行うように」は本当に正しいのか？
マイクロマネジメントとは、部下の行動を逐一すべてを把握するということです。
ネット上でも「部下 管理 方法」で検索すると、このような方法が書いてあります。
これを行うと部下は束縛感が強いと感じてしまい、
やる気をなくしてしまうというのです。
だからこそある程度は自由にさせておき、自発性を伸ばすように、
という意見が多いように思います。
しかし本当にそうでしょうか？
少し話はそれますが、あなたは子育てをしたことはありますか？
子供は予想外の行動を行うものです。
買い物をしていたらいきなり興味を持ったものに走り寄って
親から離れてしまうのは当たり前、
こちらの意図に対して反発してみる、
このようなことは日常茶飯事です。
さすがに社会に出てくる大人がこのような状況では
さすがに仕事になりませんのであり得ませんが、
新人の頃はこのようなことがあると考えても差し支えないのではないでしょうか？
だからこそ、今日は何をやったのか、どう考え行動して何がどうなったのかを
逐一把握する必要があるのではないでしょうか？
部下を育てるということは、自分の考え方や方法を部下に教えるということです。
間違っていることを間違っていると細かいところまで教え込むことは大切だ
と私は思います。
自分の時間を他者に振り分けられる余裕を持つ
さて、その部下教育を行う上で重要なことは、
「自分の時間に余裕を持つ」
ということです。
後輩指導は何かと時間がかかるものです。
私も会社を立ち上げた最初のころは、指導に数時間を余裕で費やしていました。
しかしながら自分の仕事も終わらせなければいけない、
でも指導もしなければいけないという時間管理に悩んでいたものです。
そして何より、自分の仕事に忙殺されているときは気分が滅入るものです。
そんな状態で後輩指導をしようものなら、感情が先に走ってしまい、
八つ当たりをしてしまうなんてことも少なくありません。
ですので、あなたもし後輩指導を行うべき立場にあるのであれば、
自分の時間に余裕をもって仕事に取り掛かり、
そのうえで後輩指導を行うようにしてみてください。
そうすることで後輩の行動や作業の手間や改善点が
とてもよく見えるようになりますので。
いかがでしたでしょうか？
少しネットで考える方法とは異なるかもしれません。
確かにマイクロマネジメントは、部下の育成や自立心に制限を書けるかもしれません。
しかしながら成長するにあたって徐々に解除していけばいいのではないか、
と私は思います。
部下の育成は子供の育成と同じです。
自立心を付けるということはとても大切ではありますが、
最初は手がかかるものだと私は思います。
最初から「自立心を付ける」という名目で管理を放棄するのは
責任放棄と同じなのです。
だからこそしっかり目を光らせて対応していきたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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