先日のブログで炭水化物を睡眠前に食べないようにしようと書きました。
理由としては血糖値が急上昇してそこから急下降する過程で
興奮状態になって寝れなくなるからですよね。
「じゃあ夕食に炭水化物を摂取しなければいいじゃん」
という思考過程になるのは当たり前ですね。
しかしながら炭水化物を抜くのはよろしくありません。
睡眠は休んでいるから身体はエネルギーを必要しないのではと思われがちですが
それは間違いです。
実は睡眠とエネルギー代謝は関係が深く、
睡眠不足は代謝疾患や肥満の原因と言われています。
エネルギー代謝は睡眠後半で急激に上昇するようです。
また、寝ているときにはコップ一杯分の寝汗をかくとも聞きますよね。
つまり寝ている間もエネルギー代謝は行われているのです。
つまり、炭水化物を抜くのはよくありませんね。
【 ダイエットには食事の知識は欠かせません』
炭水化物はいつ摂るのがいいのか？
炭水化物はいつ食べるのがいいんでしょうか？
それは圧倒的に朝です。
「朝眠たいときにそんなん食べられない」
という意見が聞こえてきそうですが、
朝食に炭水化物を摂取するのが黄金パターンです。
炭水化物摂取後は興奮状態になると書きましたよね。
活動的になりやすい朝方にエネルギー源を補充しておきましょう。
できるのならご飯が最適ですね。
パンや麺は製造過程で水分が飛んでいるそうなので
水分摂取も合わせてできるそうです。
推奨される摂取量はごはんは200ｇ、パンは6枚切りで2枚ほどがいいそうですよ。
炭水化物抜き生活はケトーシスに注意！！
難しい話が出てきました。
ケトーシスとは、血中のケトン体が異常に増量している状態になります。
ケトン体は脂肪組織が肝臓で分解されてできる物質で
それが進行しすぎると酸性血症（ケトアシドーシス）になってしまいます。
症状としては数日間から数時間で多尿・嘔吐・腹痛などの症状が現れ、
進行すると昏睡や意識障害をきたし、死亡する場合もあります。
普段は血中は弱アルカリ性に保たれているのですが
それが酸性になるのですから、体の中が異常な状態にあるのはわかると思います。
このように、炭水化物を抜いてタンパク質中心の生活をしていたり
野菜が少ない生活をしていると身体を壊してしまうのはよくわかりますよね。
結局最後はバランスの良い食生活と規則正しい生活
じゃあ何がいいのかというと結局最後はここにたどり着きます。
「バランスの良い食事」
「規則正しい生活」
いやいや、無理無理という声はわかります。
ですが、いつどのタイミングで食べるべきなのか
食べないべきなのかを知るだけでも
自分の体を管理することができます。
前述したように朝に摂るべき炭水化物も
寝る前に炭水化物摂取は悪手です。
どのタイミングで摂るべきなのか、
摂ってはいけないのか。
炭水化物抜きダイエットのような極端な食生活はやめておきましょう。
自分の体が資本です。
あなたの体が動かなくなれば、
困るのはあなた自身です。
短期的な利益（ダイエット）を追いかけるのではなく
長期的な利益（健康）を選択できるような生活ができることを
心の底から祈っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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